感染性胃腸炎について
感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの病原菌による感染症です。
ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。
原因となる病原体には、ノロウイルス、ロタウイルスなどのほか、細菌や寄生虫もあります。
感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。
病原体により異なりますが、潜伏期間は1日~3日程度です。
ノロウイルスによる胃腸炎では、主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛であり、小児では嘔吐、成人では下痢が多いようです。
有症期間は平均24~48時間です。
ロタウイルスによる胃腸炎では、嘔吐、下痢、発熱がみられ、乳児では痙攣を起こすこともあります。
有症期間は平均5~6日です。感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。
感染予防の基本
外出後、トイレにいった後、調理や食事の前、嘔吐物、糞便を処理した後は必ず手を洗って下さい。石鹸を使い充分にこすり洗いし、水で洗い流すことにより、ウイルスは大幅に減少します。こすり洗いは30秒を目安に行いましょう。
家族がノロウイルスに感染したら?
①手洗い
手洗いに使用するタオルは共有せず、個人ごとに専用とするか、ペーパータオルを使用する。
②汚物処理
衣類についたら、ビニール袋に入れ、周囲を汚染しないようにする。
85℃で1分以上熱湯消毒するか、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。
消毒後、他の物と分けて最後に洗濯をする。
③お風呂
下痢をしている人の入浴は一番最後にし、風呂の湯につかる前は、お尻をよく洗う。
風呂の水は毎日かえて、浴槽、床、洗面器、いす等も清潔に掃除する。
使ったタオルは他の家族が使わないようにする。
④調理・食事
調理器具、シンク、ふきん、スポンジ等は熱湯消毒、または次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。
生ものや和え物は避け、十分に加熱した食品のみとする。
二枚貝等ノロウイルス汚染のおそれがある食品は85~90℃で90秒以上加熱する。
ノロウイルスは、冬季を中心に発生する感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。
感染力が非常に強く、ごく少量のウイルスでも口から体内に入ることで感染します。
特に子供や高齢者は、症状が重くなることがあります。
嘔吐や下痢などの症状が続く時は、脱水症状にならないよう水分補給に努めましょう。
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